太ももがつる!? 急な運動や歩きに注意 太もものストレッチ方法を伝授します!

ふだんあまり運動をしない人が、駆け込み乗車や運動会などで急に走ったり、外回りやハイキングなどで長時間歩いたり、立ち座り(床や座布団から立ち上がる動作)をした際に起こる「太ももがつる」という症状・・・。

毎日のように走り回っていた学生時代とは違って、年齢を重ねて大人になるとともに、日常的な運動量や運動習慣はどうしても減っていくものですよね。

だからこそ、外出自粛や梅雨時期で体を動かす機会がさらに減っていた人は、とくに注意が必要なのです。

そもそも足や太ももはどうしてつるの?

一般的に「こむらがえり」と聞くと、ふくらはぎを思い浮かべる人が多いかと思います。

なぜなら、こむらがえりの「こむら」とは、ふくらはぎのことを指す言葉だからです。

でも、あのイヤなこむら返りを起こす部位は、ふくらはぎだけではないのです。

そもそもこむらがえりは、筋肉が異常に収縮をすることによって起こります。

そのため、ふくらはぎはもちろんですが、足の裏、足の指、手の指、首、胸、横腹など、身体のあらゆる部位で起こるのです。

なかでもお多いのが、太もものこむらがえり。

太もものこむらがえりこそが、足がつってしまう症状の正体なのです。

こむらがえりの原因はなに?

そもそも筋肉は、過剰に伸びたり収縮したりすると痛めてしまいます。

そこで役立っているのが、筋肉の伸びすぎを防ぐ筋紡錘(きんぼうすい)と、筋肉の縮みすぎを防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)です。

このふたつがバランスよく作用することで、体に負担をかけすぎないように筋肉が収縮してくれるのです。

でも、カルシウム、マグネシクム、ナトリウム、カリウム、水素など、ミネラルのバランスが崩れると、筋肉の収縮や神経の伝達がうまく行われず、腱紡錘(けんぼうすい)がうまく働いてくれなくなります。

なかでもカルシウムとカリウムとマグネシウムは、人の身体にかかせない必須ミネラルですが、筋肉の収縮とも大いに関係する大切なミネラルなのです。

身体に欠かせない必須ミネラルの役割

カルシウムは一般的に骨づくりに役立つとされていますが、体内のイオンバランスを正常値に維持したり、体内の浸透圧を一定に保つ作用があります。

また、カリウムは神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっていて、体液のpHバランス(水素イオンの濃度・・・かんたんにいえば、アルカリ性か酸性かのバランスです)を整えたり、採りすぎた塩分を体外に排出してくれる役割を持ちます。

また、マグネシウムも神経の機能や筋肉の収縮に関わっているだけでなく、ホルモンの分泌や体温調節を担うなど、重要なバランサーも役割を果たしています。

そのため、睡眠時に汗をかいて脱水状態になったり、冷房の効いた部屋で急に冷えて血行不良になったりすると、こうしたミネラルのバランスが崩れてしまい、筋肉の収縮や神経の伝達がうまくいかなくなります。

そんな状態で急な運動や寝返りをすると、筋肉の動きが暴走してしまい、結果的に「つってしまう」という状態が起きるのです。

とくに新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減るであろう今年の夏は、太ももがつる症状に悩む人も多くなるのではと予測されます。

屋外の暑さによって細胞内のミネラルバランスが崩れ、筋肉が対応できない状況が生まれやすくなるからです。

また、筋肉は動かさないと、筋肉量そのものが減ってしまいます。

筋肉量が減ると血行も低下してしまうため、筋肉内に老廃物がたまったままになってしまいます。

するとやはり筋肉内のバランスが崩れて、急な動きでつる・・・という悪循環が生まれやすくなります。

そこでぜひご紹介したい解決方法が、「太もものストレッチ」なのです。

もう太ももをつらせない! 効果的なストレッチ方法を伝授します

急な運動で足がつることを避けるには、普段から筋肉をストレッチでしなやかに整え、筋肉内の老廃物の流れを良くしておくことが大切です。

そこで今回は、ストレッチの専門家を多数擁するプロイデアから、かんたんで、楽しく、短時間でできて効果的なストレッチ方法を伝授します!

【オススメの太ももストレッチ】

STEP1.直立した状態で右足を大きく前に出し、左足を後ろに引きます。
STEP2.前に出した右足のひざが直角になるまで曲げながら腰を下ろします。
STEP3.後ろに引いた左ひざが床についたら、左手で左足のつま先を持って、かかとをおしりに近づけて30秒ほどキープします。
STEP4.左右を変えて1~3を行います。

(写真は後日)